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2009/07/10 (Fri)
今、忙しい理由と、一度は書いてみたかったものを混ぜて、ぐちゃぐちゃにしたら、よく分かんないものになった。







君は、天国は、居ないの?無いの?



なぜ、ーーはこの世にーーーー?


「例えばさ」
人差し指で君は空を指差した。
青々として、雲一つない。
俺はその指を見つめた。
「あと一時間で世界滅亡です。あなたはどうしますか?」
空を差していた指が俺を指す。
その指を見つめて考えようとすると、ソイツは意地の悪そうな笑顔を向けた。
「でも、お前以外誰もそのことを知らないの」
「なんだよ、それ」
意味わかんね、と芝生に倒れた。
夏の芝生は冷たくて、気持ちが良かった。
目を閉じる。
ふっと瞼に感じていた眩しさが消える。
「?」
目を開くと、ソイツが俺を見下ろしていた。
「例えば、だよ」
眩しい。
「例えば?」
見下ろす視線に目を細めた。
「じゃあお前に、あと一時間で世界滅亡だ、って教える」
「そんなこと、俺が信じるかよ」
日差しの眩しさが戻ってくる。
「じゃあ…」
体を起こした。
見つめる。
「…………」
視線が絡まる。
「じゃあ……?」
ソイツが聞き返す。
首を傾げて、いつものように。
眩しさに目を閉じ、また寝転んだ。
「お前と遊ぶ」
「お前と遊ぶ?」
「そう」
「意味わかんね」
ケラケラと笑う声が鼓膜を震わせる。
「そんで、お前と天国に行く」
「俺は天国なんかに行かねーよ」
「なんで?」


天国なんか、ここにあるじゃんか。


そう、君は言った。
カバッと起き上がる。
ドクドクと心臓が痛い。
息苦しくて布団を掴んだ。
嫌な汗が背中を伝っている。
「天国なんか、ここに無いよ」
そう、独りの部屋で呟いてみた。
「天国は、ここにあるじゃないか」
その言葉の意味は未だに分からない。
「なあ、教えろよ。この世の天国ってどこだよ!俺の隣か!?あの日差しか!?この世界か!?」

答えは今でも帰らない。


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